アスベスト飛散防止サポート室のご紹介②

私がゼネコンに入社した1979年(昭和54年)は、1975年にアスベストの吹き付けが禁止されて4年後でした。

2004年にアスベストを1%以上含む製品の出荷が原則禁止されましたので、そのは頃はすでに不動産業に転職していました。

ゼネコン時代は、アスベスト含有製品が普通に使用されていたわけです。

クボタショックが2005年、不動産業で営業をしていた時で、うっすら事件の内容をマスコミ報道で見知った覚えがあります。

2006年(平成18年)には1%以上が0.1%以上に引き上げられ、アスベストの使用が原則禁止となりました。

 

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アスベストを使った建材製品は1955年(昭和30年)頃から使われ始めました。

「もはや戦後ではない」の文字が経済白書に載った年です。(ちなみに私が生まれた年でもあります。)

ビルの高層化や鉄骨構造化に伴い、鉄骨造建築物などの軽量耐火被覆材として、1960年代の高度成長期に多く使用されました。

アスベストは安価で、耐火性、断熱性、防音性、絶縁性など多様な機能を有していることから「奇跡の鉱物」と呼ばれ、建設・不動産業を中心に大変重宝されました。

アスベストによる健康被害は、アスベストを吸い込んでから30~40年もの長い潜伏期間の後、発症する特徴があります。

我が国では前述のように1960~80年代に大量のアスベストが使用されており、被害がピークを迎えるのは2030~34年頃です。

この5年間に中皮腫による死者が2万人に達すると予測する研究報告もあります。

このような時代背景のもと、我が社は解体工事現場において、アスベスト含有建材を破砕する時の飛散を防止するために、ロングタイプのフレコンバッグを企画開発し、2013年(平成25年)に特許を認定されました。

製造から現在までに、全国で800万㎡の処理実績を誇っています。

今後、高度成長期に建設された建物の解体がピークを迎えます。

我が社は、解体工事の現場でのアスベスト飛散による作業員の方々の健康被害を最小限に抑えるために、今後もロングタイプのフレコンバッグの製造販売に注力していく所存です。