SDGsの17の目標に、次のような項目があります。
目標8:働きがいも経済成長も
ディーセントワーク(Decent work 働きがいのある人間らしい仕事)を目指そう!
もちろん、目標そのものは「強制労働」であるとか「長時間労働」「過労死」といった人としての存在そのものに関わるものでしょうが、我が社では「働きがいのある仕事」を通じて、フレコンバッグの売上増加を目指すべきではないかと考えました。
社長にも趣旨をご理解いただいて、この目標8に対しても取り組んでみようということになりました。
そこで、まず調査しなければならないのは、「では、我が社はどうなの?」ということです。我が社の従業員は10人です。少ないです。
少ない会社で、この手のアンケートをすると、ついつい「忖度」してしまいます。
無記名ですから「ホンネで答えて下さい!」としつこくしつこく伝えた結果が以下の通りでした。
①仕事の満足度
- 完全に満足:3
- 満足:1
- まあ満足:4
- 不満:2
- 完全に不満:0
②ぐったりと疲れて帰ることはあるか?
- いつもそう:2
- よくある:2
- ときどきある:5
- あまりない:0
- まったくない:1
③ストレスを感じることはあるか?
- いつも感じる:1
- よく感じる:3
- 時々感じる:4
- あまり感じない:2
- まったく感じない:0
④社長との人間関係は?
- 非常に良い:3
- まあ良い:7
- あまり良くない、●良くない、●悪い:各0
⑤同僚との人間関係は?
- 非常に良い:3
- まあ良い:7
- あまり良くない、●良くない、●悪い:各0
⑥私は会社に“誇り”を持っている。
- そう思う:7
- どちらかといえばそう思う:3
- あまり思わない、●そうは思わない:各0
まあ、少々割り引いても、我が社の職場環境は良さそうです。安心しました。
ただ、その中でも気になる項目は、次の3つです。
- 仕事内容に不満を持っている従業員がいる。
- ストレスを感じている従業員がいる。
- 疲れを貯めていそうな従業員がいる。
そこで、我が社のSDGsの進め方は下図のようにすることにし、従業員にも周知をさせました。
後は、どのように取り組んでいくかです。