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大防法・石綿則の改正によりアスベストレベル3含有建材も規制強化!

一重梱包と二重梱包

アスベストの規制強化のための法律が施行されて、はや8ケ月が過ぎました。

弊社のアスベストレベル3専用のロングタイプに対するご注文が飛躍的に増加しています。

従来は非飛散性としてのレベル3として、長い間スレート板などは飛散しないものとして取り扱われてきました。

ところが、震災後のモニタリングの結果、割ったり砕いたりすると飛散してしまうことが証明されてきました。

そこで、昨年の法令改正。そして、今年4月からの改正法の施行となりました。

スレート板などのレベル3の石綿含有建材は解体にあたって「原形のまま」取り外して、「原形のまま」収集・運搬し最終処分場まで運ぶことが(原則的に)義務付けられました。

改正法の内容に応じて、取り扱いマニュアルも改訂されましたが、このマニュアルに弊社のロングタイプが写真付きで紹介され、使用が推奨されました。

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このような経緯で、最近、初めてロングタイプをご注文いただける機会が増えていますが、そこで「一重梱包」と「二重梱包」に関してお問い合わせが多いので、この場を借りて簡単にご説明させていただきます。

弊社で「レベル3受入可能最終処分場一覧」を作成し、全国の最終処分場での取り扱いをまとめた資料があります。(作成から時間が経過しているので閉鎖された処分場もあります)

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全国で247か所の処分場を調査した結果、「二重梱包での受け入れに限る」としているのは36か所。全体の14.5%です。

大半の処分場が一重梱包での受け入れを認めています。

弊社のロングタイプは一重梱包での使用を標準としました。というのも、

・大半の処分場が一重梱包での受け入れを認めていること。

・内袋付きのフレコンバッグとなると、どうしても作業効率が落ちること。(弊社で試験的に制作してみましたが、内容物を包み込むのに手間取りました)

当然、内袋付きとなると売り値も上がってしまうので、弊社は一重梱包用のフレコンを標準品とし、別売りでPEシートを用意し、一重梱包でも二重梱包でも対応可能とすることがお客様にとってメリットがあると判断致しました。

このようなわけで、初めてのご注文に際して、最終処分場の確認をさせていただいています。

当然、最終処分場に持ち込まれる業者の方に訊いていただければすぐに分かるので、その旨お伝えしています。