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大防法・石綿則の改正によりアスベストレベル3含有建材も規制強化!

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑪

4.建築物等の解体等における飛散防止対策(最終) ≪産廃処理時の留意事項≫ 石綿則第32条第1項及び第2項に基づき、建築物等から除去した石綿等については、その後の運搬、貯蔵等の際に、石綿繊維が発散するおそれがないよう、堅固な容器を使用し、又は…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑩

4.建築物等の解体等における飛散防止対策(続き) ⑤除去作業の事後処理における留意事項 ◆清掃、その他の処理 ・取り外した材料は原則として湿潤化する。 ・原形のまま取り外した材料は、原則として切断や破砕は行わず、原形のまま取り扱います。除去時に…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑨

4.建築物等の解体等における飛散防止対策(続き) ④石綿含有成形板等の除去作業における留意事項 ◆⾮破砕の原則 石綿含有成形板等は、種類・形状も多様で一部を除き見掛け密度が概ね0.5g/cm3 以上の硬い材料がほとんどであり、通常そのままの状態では石綿…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑧

4.建築物等の解体等における飛散防止対策(続き) ③石綿含有成形板等の除去作業手順 石綿含有成形板等を原形のまま取り外して除去する場合の作業手順を下図に示します。(ちょっと見にくいですね) 上図の黄色いマーカーの部分が、解体後の廃棄物の処理方…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑦

4.建築物等の解体等における飛散防止対策(続き) ②大防法及び石綿則における石綿含有成形板等の除去に係る措置 石綿含有成形板等の除去作業においては、新たに大防法における作業基準の遵守及び石綿則による除去に係る措置が求められています。 石綿含有…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑥

3.用語の定義(略) 4.建築物等の解体等における飛散防止対策 ①石綿含有成形板等の除去における飛散及び漏えい防止の考え方 石綿含有成形板等(石綿含有成形板及び工作物に使われている石綿含有建材・製品)は、建築物等の解体等工事時の石綿除去等作業…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説⑤

2.関係法令の解説(続き) ②労働安全衛生法(安衛法)及び石綿障害予防規則(石綿則) 安衛法は、職場における労働者の安全と健康の確保及び快適な職場環境の形成の促進を目的とする法律です。 石綿則は、石綿による健康障害予防対策の一層の推進のため、…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説④

2.関係法令の解説 アスベスト関係の法律は様々なものがあるので、この機会に簡単に整理しておきましょう。 ①大気汚染防止法(大防法) 大防法においては、石綿の排出及び飛散の抑制を図るため、平成元(1989)年の大防法の改正から規制が始まりました…

大防法・石綿則改正に関するマニュアルの解説③

◆石綿の健康被害 石綿の健康被害には、じん肺(石綿肺)、肺がん、悪性中皮腫、良性石綿胸水(胸膜炎)、びまん性胸膜肥厚等があります。 このうち悪性中皮腫は極めて予後不良な悪性がんです。 石綿ばく露から20~50年の長い潜伏期間の後に発症するため…