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大防法・石綿則の改正によりアスベストレベル3含有建材も規制強化!

石綿作業主任者に挑戦!その②

石綿作業主任者技能講習は5月19日と20日の2日間行われました。

場所は天満橋と北浜のちょうど中間にある「エルおおさか」の南館です。

実施団体は公益社団法人大阪労働基準連合会です。

受講料はテキスト代を含めて14,080円でした。

私の受講番号は80番で、一緒に申し込んだ若いW君は81番、前後の席でした。

受講生は全部で100人以上はいたでしょうか?

現場で実際に解体工事に携わっているであろう方が大半でしたが、中には私より年上の高齢者の方や、女性の方も数人いらっしゃいました。

キャップをかぶっている人が多く、「帽子をとって下さい」と講義の前に注意されていました。(二日目は「脱帽して下さい」と注意されていましたが、よく聞き取れなかったので、「脱帽→帽子をとる」とはなかなか結びつかず、ほとんどの人は着帽のまま講義を受けていました😅)

また、講義中にスマホをいじったり、居眠りをしている人は、係の人に注意を受けていました😅(日頃の仕事で疲れているのでしょう)

 

皆さん、この主任者の受講後に石綿調査者の資格試験を受けた後、来年10月からスタートする有資格者による事前調査義務に対応するのでしょう。

アスベストの調査に関わる費用の相場は次の通りと言われています。

図面調査…2万円~3万円

目視調査(現地調査)…2万円~5万円

分析調査…3万円から5万円

合計で7万円~13万円が目安とされています。(解体工事.com調べ)

もちろん、この金額は建物の規模や現地の状況によって様々に変動するでしょう。

大型の解体工事になると、とんでもない金額になってしまいます。

解体業者さんとしては、この調査を自社の有資格者で行うことができれば良いな…と当然考えるでしょう。

もちろん調査費の問題もあるでしょうが、専門的な知識を有する従業員が増えれば、作業そのものの安全性も高まるでしょう。

 

さて、これが講習のテキストです。

所々に付せんを貼りました。

さらにラインマーカーを引いています。

そこは、講師が「ここ大事ですよ!試験に出るかもしれませんよぉ」と教えてくれた箇所です。久しぶりに大学時代の講義を思い出しました。

実際に実務上も大切な箇所のようです。頭に叩き込むことにします。

講座内容は次の通りでした。

第1編 石綿による障害とその予防措置

第2編 作業環境の改善方法

第3編 労働衛生保護具

第4編 関係法令

そして、いよいよ修了試験です💦

マークシート方式で25問。

ちゃんと講義を聞いて、「ここ大事です」と教えてくれた箇所を、(うろ覚えでも)頭に入れておけば、難なく正解が分かります。

合格率が99%らしいから、全然ビビる必要はありませんが、講義を聞かずに居眠りばかりしていると、不合格の1%になってしまいます。

試験自体は5分で回答できました😙

一度見直してから退室。既に10人くらいの人が退室していました。

解答用紙を渡して10分ほど待っていると、名前を呼ばれて修了証をもらいました。

二日間みっちりアスベストのことが勉強できました。

さあ、次は石綿含有建材調査者への挑戦です!

6月15日、16日です。

またブログでご報告いたします。