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大防法・石綿則の改正によりアスベストレベル3含有建材も規制強化!

SDGsへの取り組み(その④)

毎日の営業活動がSDGsなのだから、社長以下従業員が一丸となって、我が社の製品を売って売って売りまくれば良いじゃない。

そうすると、世間ではアスベストの飛散が減少し、分別によるリサイクルが推進されるわけです……が、それだけでSDGsに取り組んでいるということになるのでしょうか?

 

私は、元来、キャリアコンサルタント(キャリコン)です。

企業の人材獲得・定着・育成を支援する国家資格者です。

我が社にお世話になった経緯も、キャリコンとして人材面での支援のためでした。

しかし、生来の「でべそ(出たがり。好奇心が極端に旺盛な人)」ですので、そのうち他のことにも興味が湧いてきました。

長くゼネコンにいましたので、アスベストとは切っても切れない縁でした。

アスベストが全面禁止されたのが平成18年でした。今から14年前のことです。

その頃はゼネコンを辞めていましたので、私の在籍中はアスベストがまだ使用されていました。

さすがに吹き付けアスベストは禁止されていましたが、それ以外のアスベスト含有建材は普通に使用されていたと思います。

我が社のロングタイプのフレコンバッグが、解体におけるアスベスト飛散を防止する最適のバッグであることが分かり、「アスベスト飛散防止サポート室長」として、ロングタイプの普及に取り組もうと決意しました。

社長のご厚意で、我が社の業務と並行してキャリコンの仕事も続けさせていただきました。

 

長々と個人的なことを書き連ねたのには理由があります。

とても気になる数字があります。

世界で3億人以上が利用するビジネス系SNS「Linkedin(リンクトイン)」が世界26カ国のユーザーを対象に実施したネットアンケートで、「今の仕事にやりがいを感じているか」と質問しました。

日本のユーザーで「はい。やりがいがあります。」と答えたのは77%。

実施国中最低でした。(2014年調べ)

1位~3位はインド(95%)、マレーシア(94%)、ドイツ(93%)。

下位では23位ロシア(82%)、24位フランス(同)、25位トルコ(80%)で、

80%を切ったのは日本だけでした。

気になったのは、まず最下位であったこと。

この種の経済的なアンケートに関しては、我が国が高度成長期を過ぎてもしばらくは上位に顔を出していたのではないでしょうか?

 

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